投稿日:2008-07-23 Wed

初めて読んだのはだいぶ前になりますが、
今回映画化で話題になって気になって、
再読してみました。
……うん、やっぱり良いですねえ…。
……学校に行けなくなった「まい」と、おばあちゃんとのひと夏の思い出。
ささやかなエピソードで重ねられて積み上げられていく、
とても大きな優しさと清らかさで包まれた世界。
あまりにもまぶしいような、こそばゆいようなその空間は、
優しさに満ち満ちていて、とても美しくも思えたりしました。
ふわふわしているようなその場所はけれど、
まいの永遠の居場所ではない。
それを知りゆく流れに、甘さばかりではない「世界」を切り取っていることを
感じました。
齟齬を感じさせる祖母と母の関係にも、「生きること」の難しさを思いました。
けれどなんだかんだいってやっぱり特筆なのはラストのくだりです。
何度読み返したって、そこで泣けてくる。
おばあちゃんの愛情とユーモアが心に沁みてたまらないのです。
素敵です。


映画は泣くこと確実なのでDVDで観て思い切り涙流したろうと思うのです。
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