芝居や本などで楽しくさまよう日々の記録。

スポンサー広告

スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

読書

宮木あや子「セレモニー黒真珠」


町の小さな葬儀屋「セレモニー黒真珠」。
そこで働く男女と、彼女たちとかかわり合う人々とのおかしくも哀しくもあるエピソードを連ねた連作短編集です。

ざくざくとしたさっぱりした筆致で、語り慣れた男女のあれこれとともに葬儀という場であらわになる人の本性や企みを描いていきます。
あっけらかんとした描写や表現ながら、書かれている内容はけっこうエグく、容赦がないと感じる部分もあります。生死がリアルにある場所だからでしょうか。それにしてもまあ、「白真珠」の元恋人の一言はひどすぎる…。

…けれど、どんな醜悪な人間の姿を見ていても、しゃきしゃき働く黒真珠の面々を見ていれば、人生捨てたものじゃないかも?と思わせてくれる、前向きさを得ることができます。こういう風にプライドとやる気をもって働けるようになりたいな、なんて思えます。

なので、印象としてはさくっと明るく楽しめた一編となりました。
作者のコミカル路線はこのくらいが私にはちょうどいいかなと思いました。



にほんブログ村 本ブログ 書評・レビューへ
関連記事
Comment
Trackback
Trackback URL
Comment form













管理者にだけ表示を許可する

自分のこと

hito1124

Author:hito1124
 ☆読書と観劇を愛しております。
 ☆読書感想はブクログと連携始めました。
 ☆おでかけとかは別ブログでまったり更新中。
→http://kurasimuki.exblog.jp/

 ☆観劇予定(希望込)…
「8月の家族たち」
「太陽」
「アルカディア」

amazon
booklog
FC2カウンター
SEARCH

Page Top
Powered by FC2 Blog | | Template Design by スタンダード・デザインラボ
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。