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読書

芦沢央「今だけのあの子」


親友の結婚式の招待状がなぜか届かなかった女性。事故で亡くした同級生の部屋にい続ける二人の理由。無くした絵の真相を離さない子供…。それらの謎を解いていく、切れ味を感じた短編集です。

収録されている話にはどれも日常のなかから何気ない謎や不思議が提示されています。そして短編それぞれで、ふいにくるっと見事な、そしてさりげなく心情に深く踏み込んでいる真相が見えてくるという、鮮やかさのある展開がありました。大きいどんでん返しというよりも、目の付け所を少し変えたところに思いがけない事実があった、というものばかりで、巧さをひたすら感じました。

心情描写も細やかで、最初の一編「届かない招待状」は中でも終盤に判明した真実によって、湧き起ってくる友情の暖かさ、絆にじーんとさせられました…やられたわ(うれしい)、という充足感に満ちましたよ。

初めて読んだ作家さんでしたが…
個人的に要注目!したいと思いました。


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hito1124

Author:hito1124
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