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読書

「星々たち」桜木紫乃

著者 : 桜木紫乃
実業之日本社
発売日 : 2014-06-04

ひとりの女性が辿る、幾人もの男たちとの出会いと別れ、そしてそのたびに繰り返した我が身の身の処し方。

一体彼女は何を考えて生きたのか。
だれかを愛して生きられたのか…。

北海道の厳しい自然にさらされる地方の地で、ささやかに日々を生きる人びとの生き様を掌編ごとに描き出しながら、一人の女性の生きざまをあぶり出していきます。

希望も夢もないようなその生き方には同情も覚えないし共感もできません。けれども彼女はそのようにして生きるしかなかったという事実だけが、心をえぐるように印象を残していきます。生きるということはこんなに強いものなのか、哀れなものなのか、醜いものなのか。という本質について、考えさせられるような気がしました。

そんなものだから読んでいくとどんより気分は重くなってしまうのですが、ラストの短編では少し希望が添えられていてとてもほっとしました。せめて彼女には、少しでも寄り添い続ける温かなものがあり続けていますように、と願います。


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※現在読書中:「左京区七夕通東入ル」…かわいく爽やかな青春。京都の情緒もあってよい恋物語満喫中…。
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