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観劇

劇団☆新感線「乱鶯」観てきました。

劇団☆新感線、「乱鶯」観てきました!。

midare

ブレブレ…不覚。

今回の公演は、ペンギンプルペイルパイルズの倉持さんが初めて新感線の脚本を書く!ということで、PPPPファンであるところの私は大変期待しておりました。

東京公演の感想をそしてちらちら見ていたのですが、やはりというか、賛否あるようで…さて自分はどうなのか、どきどきして今回大阪公演初日を見たのですが。

個人的には大満足でした。

新感線らしいとかそれは脇に置いて、
芝居として大変、満足できました。

渋めの時代劇、というのがコンセプトでした。
ブラック新感線。

時代劇といえば勧善懲悪。それは新感線の今までのいのうえ歌舞伎でも見られたパターンです。今回はそれをさらに徹底させ、善人は善人、悪人は悪人。裏はなし。それがゆえに、4時間弱の物語で登場人物たちの姿が立ち上ってきます。テンポよく交わされる会話の妙そのものもおかしみに満ちていて退屈しませんが、そのやりとりで人間性、抱えている想いが伝わってきて、シンプルな筋書きのドラマに重みをもたせています。

まずは冒頭の回り舞台を使った大立ち回りで舞台世界に引き込ませ、この会話劇で平穏とも言える日常をつなぎ、そしてクライマックス、また迫力ある大立ち回りが長時間つづき、ラストへと一気に流れ込ませます。起承転結のお手本のような盛り上げ方が、時代劇という型とうまくハマって、物語世界を一層濃く作り上げます。

そして白眉のラストシーン。
美しくも哀しい。
儚い花火と、強い男の背中。
いつまでもずっと記憶に残っていそうな、切ないラストでした。

ああ、最高だったのです…。わたしは…。

倉持さんの脚本らしいなあと思ったのは、やっぱり台詞の軽妙さと、最小限に抑えた説明台詞でしょうか。PPPPの初期作品群のような難解さはかけらもないですが、当時からのどこかずぬけている台詞のセンスは、時代劇になっても健在だと思いました。状況説明も登場人物の普通の台詞のなかに組み込まれているようで、引っかかりなく状況を理解できます。

そして新感線らしくないといわれている部分に関しては、私はそんなに気にかかりませんでした。あえて批判的なことは書きたくはないので言及しません。

ただツイッターにも書いたんですが、新しい新感線、この先の可能性を見いだせた芝居になったとは、思ったのです。今までの作品もとても楽しみました。ああいった芝居も見ていきたいです。そして、こういったテイスト、スタンスの芝居も見ていきたいです。新感線という、トップレベルの役者と演出と舞台装置がそろっている劇団だからこそ、なしえそうなまた違う新たな可能性を見つけられた、そういう芝居だと思ったのでした。

最後に、古田さんお疲れです!


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※4時間弱あると家へ帰りつけるかが一番の心配ですね・…
※梅芸のトイレはいまいちですね…空き室分かりにくいです…
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