芝居や本などで楽しくさまよう日々の記録。

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読書

北村薫「太宰治の辞書」


年齢を重ねた「私」は編集者となり、そして、一児の母ともなっていた。

変わらぬ本への愛をはぐくみつづける日々を送りつつ、、むかしの本の謎を「私」は追ってゆくことになる。長い付き合いをつづける友達、そして円紫さんと他愛もなくもかけがえのないやりとりをつづけながら・・・

…まさかのシリーズ新刊というのが本当の気持ちで、読んでいくうちにああこういうトーンだった、という懐かしさが湧き上がってきて、じんわりと本の世界に浸りきっていました。

本のなかの見過ごしてしまいそうな他愛ない描写を拾い上げ、そのほのかな輝きに魅せられて、思索をつづけてゆく。「私」のおだやかな、けれど芯の通った考え方の流れるさまに、読むほうも心地よくたゆたうような気分にさせられます。

大きな驚きではなく、小さな納得を得られる、腑に落ちる、という感覚の展開なのですが、この雰囲気にまた寄り添うことができた嬉しさでいっぱいになれたという意味で、とても素敵な時間を過ごせたと思えたのでした。

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hito1124

Author:hito1124
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