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観劇

ディスグレイスト-恥辱-を観劇してきました。

先日、兵庫県立芸術文化センターにて、
「ディスグレイスト-恥辱-」を観劇してきました。

小日向文世さん、安田顕さん、秋山奈津子さん、小島聖さん、平埜生成さんというキャストにつられて脊髄反射のようにチケットを取った舞台でしたが、内容はシリアスに同じアメリカに暮らしながらも民族間、個人間に潜む意識の違いについての物語ということで、ちゃんと理解してみられるかと心配が先に立っておりました。

が、実際はそんな心配は無用でした。もちろん日本人である私に彼らの抱えている苦悩や絶望をほんとうの意味で理解できるわけもありませんが、彼ら彼女らが抱いている「苦しんでいる」「悲しんでいる」「憤っている」という想いは受け取ることができました。それらの思想や核となるものが無くとも、その感情を感じ取ることができただけでも、充分ではないかと、私は思うのです。

理解できた、辛かったんだね!という言葉のほうこそ薄っぺらい、そんな混沌としたものだろうと考えるからです。何事においても、知ることからすべては始まる。ほんのわずかでも、こういう現実を「知る」ことができて、この舞台を見て良かったなと思いました。

そして眠気にとらわれることなく知らないことを知らせてくれたのは役者さんの力にほかなりません。硬軟自在な小日向さんの小さな身体からほとばしる圧倒的なパワーはなんとも凄い。秋山さんは艶めきを振りまきながらも芯の通った女性をしっかりと演じられていて相変わらず素敵。安田さんは(若干声が枯れてたのが残念ながら)どこか謎めいた厭らしい男をリアルに演じ、小島さんは
自立した強く気高い女性を堂々と体現し、平埜さんは純粋で無謀で、そして幼い青年をしっかりと表現している。この5人の力がかみ合ってこそ、「難しい」テーマを娯楽としても楽しめる演劇として成り立たせている、と感じました。

たまたまかもしれませんが、同じ賞を受賞した「8月の家族たち」と同様に、すべてがちりぢりになるというラストは、けれどどこかとてもカラッとしてもいて、ある意味アメリカっぽいなあとも思いました。割り切り、切り替えが早いというか。それもあってか、テーマや展開のわりに、後まで話のなかのしんどさをずるずる引きずらない物語だと思いました。

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※「キャバレー」のチケットをゲットした!来年の2月!ら、来年…もうそんな年の瀬?となんだかびっくりしたり。公演はたのしみです。
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hito1124

Author:hito1124
 ☆読書と観劇を愛しております。
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